![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
屋久島撮影後記
2011年7月。僕らは伊丹空港のロビーに居た。ほんとうは今頃屋久島の地を踏んでいるはずであった。「欠航」台風の影響で島にたどり着くこと無く旅は終わった。
1年経って念願の屋久島へ。今回は家のある長野県から車で走った。最近増えつつある機材と島での行動のしやすさから車で行くことにしたのだ。おかげで島中ぐるぐる気兼ねなく回ることが出来た。一周120kmほどの島を700kmばかり走った。10日間の滞在中本降りの雨は2日だけ。雨は屋久島の魅力のひとつとは言え機材のことを考えるとなるべく降らないほうがいい。おかげで良い撮影ができた。
僕も妻も屋久島の海から山まで全部楽しめる魅力の虜になった。いつもだと時間に追われて撮影していたが、今回の旅はゆっくりとぼけ~っとする時間を大切にすることができ屋久島を満喫することができた。
一眼レフカメラで映像を撮り始め、スライダーや微速度撮影で動きをつけたり色々試行錯誤を繰り返してきたが、「屋久島ワンダーランド」はここ数年の撮影・編集技術集大成である。
僕が全体的に広い目線で撮っていたが、妻が僕の見てなさそうな細かい物をフォローして撮影してくれる。良さそうなスポットを探してきてくれたりトレールをコーディネートしてくれる。今回の作品は(いつもだが)妻のお陰でいい作品を作れたことに感謝している。
もしよければ感想などいただけたら幸いです。
![]() 作者近影:お腹の具合が似ているのは気のせいだと思います |
TaQ "Anthony" Inoue 映像家 ![]() |